がんシェア~悪性リンパ腫(ダブル)、大腸がん、前立腺がん治療を終えて~

がん情報の発信により、その人・活動・場に繋がるきっかけに またそこから浮かび上がってくる課題や大切なものから、優しい社会を目指すブログ(活動)

抗がん剤治療の1クールの流れ

こんにちは。
ブログへのご訪問ありがとうございます。

前回の内容は、私が行った抗がん剤治療の全体の流れでした。

今回は、その中の1クールの流れをざっくりと書いていきます。
どういった抗がん剤を使用したか等の詳細は
また今後の記事に書いていきます。

1クールとは

抗がん剤治療の場合、「治療の日」と「治療を行わない日」を
組み合わせ1~3週間程度の期間を設定して行われ
この周期による期間を「1クール」「1コース
と言いう単位で表してるみたいで、一連の治療として
数回繰り返して行われるのが一般的みたいです。

・リンパ腫の型と抗がん剤の種類

改めまして
私が治療した悪性リンパ腫の型と抗がん剤は以下になります。
悪性リンパ腫の診断名は 
  「ダブルエクスプレッション
   びまん性大細胞型B細胞リンパ腫とバーキットリンパ腫の両方の特性を持った
   リンパ腫
抗がん剤治療は
  「DA-EPOCH-R

抗がん剤は様々で
 「のみ薬」と「点滴・注射」があり
  点滴も数時間のものと24時間続けて注入するものがあります。

その抗がん剤により
通院でよいものと、入院が必要になってくるものがあるみたいです。

私の場合の抗がん剤は
悪性度が高い「バーキットリンパ腫」に合わせての抗がん剤治療となり
24時間6日前後続けて点滴を注入して行う治療が必要だとのことで
入院が必要となりました。

私の場合の抗がん剤は、下の写真の点滴で首から注入されました。

  f:id:joy-smile:20200702191534j:plain

計画された治療スケジュールは
1回の抗がん剤治療(1クール)を、21日間で行い
全体の抗がん剤治療てして、1クールを6回行うこととなりました。
(私が治療した病院ではこの全体の治療を1セットと呼んでました)

以下その抗がん剤治療の1クールの簡単な流れになります。

・1クールの簡単な流れ

 1日目 入院手続きを行う
      要望等あれば伝える。(病院食等)
     入院 13時
      首へカテーテル挿入、採血等
<治療の期間>
 2日目 抗がん剤 9時頃にスタート 24時間連続注入へ
 3日目 抗がん剤
 4日目 抗がん剤
 5日目 抗がん剤
 6日目 抗がん剤
 7日目 抗がん剤
 8日目 抗がん剤 午前中で抗がん剤は終了し点滴へ
<治療を行わない期間>
 9日目 点滴  9時~15時頃位まで
10日目 点滴  点滴の期間・時間は体の状態により変動しました。
11日目 点滴  
12日目 点滴
13日目 点滴も外れ特に治療もなく病院で静養
14日目 
15日目 
16日目 歯科治療
<退院し自宅療養>
17日目 退院  退院期間の食事制限等なし
18日目 歯科外来
19日目     
20日目
21日目

翌日入院し次のクールへ
こんな感じです。

歯科治療は、口内の状態が悪かった為歯科治療が追加されたものです。
その治療の経過を見る為に1日取られ17日目に退院することになりました。

この21日が3つのブロックに分かれている感じで
どういうことをやっていたか簡単にと言うと

<治療の期間>
写真の点滴を(日によって抗がん剤の種類等変わります)24時間連6日前後注入され
その点滴と、トイレに行くにも検査に行くにもどこに行くにもガラガラと引っ張ってく
いつも一緒な関係を送ってました。

<治療を行わない期間>
抗がん剤から点滴に変わりその注入時間はケースバイケースで大体9時~15時迄
でした。
点滴が外れた時の開放感はたまりません!
この期間は体力の回復を待ちつつ血液検査、検温、血圧等が行われ副作用やダメージを
診て行き退院時期や次のクールの治療の時期についてみて行くみたいです。

知り合った患者さんの多くは副作用がなければ体力を付けるため病院内の階段を
登ったり歩いたりとその時に出来る運動をやられてました。

そして特に問題がなければ、外出が許可されます。

<退院し自宅療養>
抗がん剤治療の副作用で免疫力が落ちている為に感染症に掛かりやすく
外出時は、マスクの着用や手洗い殺菌を心がける行動が求められます。
新型コロナウイルスのこの時期はもう普通になってしまってますが。

自宅療養期間は5日間だけだったのであっと言う間に過ぎて行き
次の治療に入っていくみたいで
直ぐに次の入院の準備に入っている感じでした。

食事制限等ある方も多いようですが、私の場合は特に制限はなく食欲は
普通にあった為、病院食でないものが食べられるのがとにかく嬉しかった。
副作用で貧血気味だったため外出しても、少し動いては休み
また少し動いては休んでを繰り返してました。

入院時に知り合ったがん友達の先輩方は体力を付ける為、最低30分位の
散歩をしてる方が多いようでした。

また、入院時の持ち物として
チェックリストを作成しました。

入院時の持ち物

入院時に必要なものをまとめてみました。
下記記事 ↓

ganshare.hatenablog.jp

「病院や病室」「入院期間」や「治療方法」等々
それぞれ必要なものは、異なるかと思いますので

【チェックリスト】として
ご活用していただけるように、列挙してみました。

必要なものをそれぞれ、ピックアップしていただいて
チェックリストとして、ご活用していただければ幸いです。

今回で、や~~~っと9記事を書いた感じです。
ブログを初めて書き始めてのもありSNSやネット環境にうといのも重なり設定やら
なんやらで四苦八苦しています。まだその環境は整っていない感じです。
また
記事を読み返すと読みづらいし写真類も少ないし、堅い表現が続いているし・・・

そんな感じではありますが、少しづつ改善してまいりますので
またのご訪問をお待ちしております。

・次回の記事について

前回では①、今回は②を書きましたので
次回からは③→④→⑤順に書いていきます。

抗がん剤治療の
①全体の流れ
②1クールの流れ
③1クールの治療期間時の1日をどう過ごしていたか
④1クールの治療を行わない期間時の1日をどう過ごしていたか
⑤1クールの自宅療養時の1日をどうすごしていたか


最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。   


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