がんシェア~悪性リンパ腫(ダブル)、大腸がん、前立腺がん治療を終えて~

がん情報の発信により、その人・活動・場に繋がるきっかけに またそこから浮かび上がってくる課題や大切なものから、優しい社会を目指すブログ(活動)

がん告知日・悪性リンパ腫!泣きっ面に蜂状態・・

こんにちは。
ブログへのご訪問ありがとうございます。

本記事から前回の記事に書きました、宣告日~復職までのポイントとなる
1日をどう過ごし、何を考え何を感じ、どう行動したか、自分なりの工夫や対応策等
を書いていきたいと思います。

今回は悪性リンパ腫の「がん告知日」の1日についてです。

がんの告知を受けた時は、その1日はどう過ごされたでしょうか?

私はその5年前に大腸がん、2年前に前立腺がんの告知を受けており
この日は3回目の告知となった日でした。

告知前の状態

告知前はこんな感じの日でした。

急性肝炎で休職中

 急性肝炎で休職中でやっと体力も回復し、復職を目指していました。

大腸がんの経過検査結果確認日

 大腸がん経過検査の5年目最後の検査結果を聞く日でした。
 この5年間、問題なかった為
 いつものように、先生と雑談・談笑して終わる予定でした。

 なので告知されるとは、全くの想定外でした。

続く腹痛の原因解明

 この時はそれよりも
 1ヵ月続いてる強い腹痛の原因を、はっきりさせるため乗り込んでいました。

 それはかかりつけ医で2度診断されたのが
  「腹痛を伴うウイルス性の風邪」

 しかし、全く改善せず
 この病院に変え、数日前に受診するも改善されていない状態だったからです。

 この日も原因が分からず、薬を変えて様子をみようという流れに・・
 しかし、そんな悠長なことを言ってる場合じゃなく先生に食い下がっていました。 

 それで、更に検査をしやっと!やっと! 腸閉塞だと判明!
 緊急入院となりその治療が開始されました。

 そして、その時はやってきました。

告知・先生とのやり取り

鼻から胃までチューブが入り胃腸の内容物を外に出す治療が開始され
ベットで休息している時に(写真のような状態でした)

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消化器外科の担当の先生がやってきて

 先生:「大腸内視鏡検査で、回腸部分に腫瘍が見つかり
     その組織検査の結果・・」
    「悪性リンパ腫がみつかりました」  

と告知されました。
告知は3回目、がんについては多少は知識があるつもりでしたが・・  

 私 :「悪性リンパ腫?・・・」
    「それって何でしたっけ?」

 先生:「血液のがんです」
    「詳しいことは血液内科の先生から」
    「先ずは腸閉塞を治しましょう」
    「それから血液内科での治療になります」

 私 :「血液のがん・・??なんで・・??」

悪性リンパ腫って全くのノーマーク!切り替えて

 私 :「腸閉塞での入院はどのくらい?」

 先生:「2週間程度です」 

そんなやり取りをしたかと思います。

告知後の状態

 ショックだったとか、恐れや不安等全くなかったわけではないと思いますが

腹痛の原因が分かり入院する安堵感

 それより腹痛の原因が分かり、入院し治療ができるという
  「安堵感」の方が大きかった。

 とにかく、今日はゆっくりと寝て明日考えようとなりました。

 こんな感じで、淡々としていました。

 こう淡々としていれたのは

悪性リンパ腫のタイプ・進行度が確定されてなかった

 血液内科の先生の説明は後日となり
 「悪性リンパ腫」がどういうものか分かっておらず、また
 この段階では、そのタイプも進行度も確定されていなかったからでもあります。 

 何より淡々と出来てたのはこの時

達観していた状態でもあった

 かなりざっくりになりますが、それは
 前立腺がんの治療の放射線治療の後遺症が数か月続いる時に、自我がない
 ような状態が続き、結果達観した状態に連れていかれていた中、急性肝炎で
 長く休職しておりその感覚を実感を深めていた時でもあったからです。
 (これは結果的にです)

家族や会社にはどう話そう

 またがんの報告、家族にはどう話そうか?
 会社は復職間近であったため・・

とにかく寝ることに

 解決しなくてはならないこと、やることは山積み!!

 しかしそれは、明日明日!!とにかくその日は眠り続けたことを覚えています。

 どうあがいても腸閉塞が治らないと、リンパ腫の治療は出来ないし
 明日からしっかり向き合いやることやって

 この病院には、何度も何度も入院して勝手も分かってるし
 「この入院2週間を楽しんでいこう!!」ってある意味脳天気な感じでした。

 (後々タイプ等が分かってくると事の重大さには気づきます・・)

大腸がんの告知日  

悪性リンパ腫の告知は、こんな感じで淡々としていましたが
初めてのがんの告知日
大腸がんの時は、全く違ってました。 

 淡々でなく、落胆! 

かなりショックで、放心状態で、病院を出たら自然と涙が出てきていました。

この日のことが思い出されます。

まとめ・今振り返ると

告知日はこんな感じで、1人で聞くことになり
急性肝炎で休職中に腸閉塞だと診断・緊急入院となり治療が始まった時に
悪性リンパ腫と告知され
 「泣きっ面に蜂状態」の1日でもあり

腹痛の原因が腸閉塞だとやっと分かり、自覚症状等がないと見つかりにくいと
説明があった悪性リンパ腫が見つかった
 「超ラッキー」な1日でもありました。 

次回は「告知日の翌日」について書いていきたいと思います。

それでは素敵な一日を。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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