がんシェア~悪性リンパ腫(ダブル)、大腸がん、前立腺がん治療を終えて~

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続けられるのか?PETCT検査・悪性リンパ腫抗がん剤4クール目

ブログへのご訪問ありがとうございます。

前回の記事の続きで
抗がん剤治療を続けるかどうか、その評価検査の第一関門のCT検査を
4クール目の入院時に行い、結果は問題ありませんでしたが
その最終判断はPETCT検査の結果次第となります。
その検査は4クール目の抗がん剤終了後に行う予定です。

突然ですが過去を振り返ると
大腸がんの時も前立腺がんの時も、このPETCT検査は行いませんでした。
そもそもなぜPETCT検査なのか?
がんの種類や進行度により変わってくる専門的なことは分かりませんが

悪性リンパ腫の場合は

リンパ球という血液細胞のがんなので、全身のリンパ節が腫れたり、骨や肝臓など
内臓に病巣が発生することがあるとのことで、この病気が疑われた時は
 ⇒ 細胞を取って調べる ことと同時に
 ⇒ どこまで病巣が広がっているか 
診断するのが重要になる為、PETCT検査を行なうみたいです。

PETCT検査は過去1回行いました。
悪性リンパ腫と告知された直後の2018年2月22日になります。

その時の診断結果は

・2月22日の診断結果

<診断結果>
あきらかなFDG※の集積は回腸部分だけである。
前立腺部分は前立腺がんに対する小線源治療後の状態である。

とのことでした。

簡単にまとめると
腫瘍は回腸部分にだけある
という診断結果でした。

FDG※
 PETCT検査の中でこのFDGが出てきますので簡単に説明しますと
 「ブドウ糖に似た成分に放射性物質を組み合わせた薬剤」とのことです。

PETCT検査の資料を貰ったものからその仕組みを簡単に書きますと

・PETCT検査とは

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<PETCT検査の仕組み>
ブドウ糖を多量に摂取する、がん細胞の特性を利用する検査です。

 がん細胞は正常細胞に比べて、たくさんのブドウ糖を取り入れる特性がある。
      ↓
 ブドウ糖に似た成分に放射性物質を組み合わせた薬剤(FDG)を作る。
      ↓
 受診者の体内にFDGを注射し全身に行きわたらせる。
 もしがん細胞があればFDGはそこに集まる。
      ↓
 PETカメラで撮影すると、がん細胞のある箇所が光って映し出される。

がん細胞があるとFDGが集まり、その箇所が光って映し出される。

ただ
光るのは、がん細胞だけでなくブドウ糖を使う部分も光ります。例えば脳細胞等
なので画像をみせて頂くと
色々なところが光っていますのでびっくりします

このPETCT検査について気になっていたことがありまして
それはこの検査の
身体への影響、安全性です。

・PETCT検査の安全性は

特にそう感じたのは
放射性物質を含む薬剤(FDG)を注射されるところで
注射される時は、放射線マークのある部屋に通され
注射される方との間に透明な衝立があり、その一部に穴が開いておりそこから
手お出して注射される、ものものしさです。
身体への影響が気になっていました。

調べてみると

被曝量は12~16mSvで、これは一般的な健康診断で行われるX線の胃バリウム検査
と同程度で、副作用を起こすレベルではないそうです。
またFDGは、翌日には尿と一緒に体の外に排出されるため、FDGによる副作用もほと
んどない。

とのことでしたが、まだ気になりるところです。

・PETCT検査料金

<料金>
大体こうざっくりと説明をうけました。
検査費が10万円位なので、3割負担では3万円位だと。
(一部を除くすべてのがんで医療保険が適用されます)

過去この検査は2回受け、それぞれ異なる施設でしたので
その費用について明記しますと。

施設によって多少金額は異なるみたいです。
1回目の施設ではほぼ30,000円でしたが
2回目の施設では、往復のタクシー送迎込みで28,000円位でした。
  (タクシーは片道2000円の範囲まで)

ちょっとPETCT検査について回り道をしてしまいました・・
本題の抗がん剤治療を続けるかどうか、その評価検査のPETCT検査は
4クール目の退院した時、8月10日9時30分から受けることとなりました。

そして、結果は5クール目に入った入院時に分かる予定です。

この結果等についての続きは、次の記事に書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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