がんシェア~悪性リンパ腫(ダブル)、大腸がん、前立腺がん治療を終えて~

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3クール目副作用総括・3つの懸念(悪性リンパ腫抗がん剤)

こんにちは。
ブログへのご訪問ありがとうございます。

当ブログは現在、2018年に既に治療した悪性リンパ腫(ダブル)の全日程
告知されたところから時系列に治療終了までのトピックスを書いています。

今回は3クール目全体を通して抗がん剤の副作用はどのようなものが現れたのか
総括を、また懸念事項等が出てきたことを書いて行きたいと思います。

ここで言っている副作用とは

抗がん剤投与後~1週間から症状が現れる
吐き気や味覚障害、倦怠感等体に変化があり自覚症状があるようなものが中心です。
(骨髄制御が現れるものに関しては後日また書いていきたいと思います)

・悪性リンパ腫のタイプと抗がん剤の種類


<悪性リンパ腫のタイプ>
 
ダブルエクスプレッション
  びまん性大細胞型B細胞リンパ腫とバーキットリンパ腫の両方の特性
  を持ったリンパ腫 

<抗がん剤>
 
DA-EPOCH-R と言う抗がん剤です。

 (写真の2つの器具で抗がん剤の投入量を調整しています)

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・2クール目との抗がん剤の変更点

<2クール目との変更点>
 リツキサンの投入時にプレドニン(ステロイド)投入なし
 それ以外抗がん剤の種類や量の変更なし。

・3クール目のスケジュール

<入院>
 
7月2日
<治療の期間>
 
7月 3日~ 8日  抗がん剤期間 
<治療を行わない期間>
 
7月 9日~17日    入院での静養
<退院し自宅療養>
 
7月18日~22日

特に問題なく、予定通り行われました。

・3クール目副作用(総括)

結果から言いますと。

吐き気
むかつき
倦怠感
食欲不振
味覚障害
発熱
不眠
は特になし。

出てきた副作用は
便秘  

貧血  


2クール目の口内炎は治まり
3クール目は、便秘気味、貧血が出てきましたが
抗がん剤治療のスケジュール等や自身の体調にはこの段階では特に影響
していませんでした。

・便秘

副作用の説明でプレドニンの影響で便秘になることがあるとのことでした。
クールを通してずっと便秘だと言うことはなく、抗がん剤を投入し始めると
便秘気味になって行き、抗がん剤が終わると解消に向かい、歯科治療後に
抗生剤を服用している期間はまた便秘気味になっていました。

<下剤の使用>
 下剤で対応していました。

  マグミット330㎎(錠剤)
  ピコスルファート(液体)
  センノシド12㎎(錠剤)

 を看護師さん、薬剤師さんと都度相談し状況に合わせて使ってました。

 出来るだけ下剤は使用したくなかったのですが
 これらの下剤を使用すると遅くとも次の日には解消していました。

<治療仲間の状況>
 大体同じ状況でした。 

・3クール目全体を通しての体調   

3クール目全日程通して何かスッキリしない感じでした。

しかし

特に、倦怠感も吐き気も味覚症状等々なく食欲も旺盛でした。
高血圧なのですが、血圧も安定し正常値の範囲内。

1,2クール目は逆に元気だったのですが
3クール目は体調を崩したわけでもなく、ただ何かスッキリしない
1日が続いていました。

3クール目も今までと同様に
入院中は抗がん剤治療中もそうでない時も
食事と寝るとき以外は病室のベットで過ごすことはなく
ほぼラウンジで過ごしていました。
(ラウンジは隔離病棟内に設けられた共有のスペースのことです)

・3つの懸念事項

<懸念事項>
・夜間のトイレ回数が多い
・便秘気味
・貧血気味

この段階では大きな影響はありませんでした。

しかし
治療が終わっているからわかるのですが

クールを重ねる度に、夜間のトイレの影響は大きくなり
抗がん剤で体力を奪われているところを更に体力を奪い
また不眠にもつながって行きました。

便秘も貧血も抗がん剤治療を進める度に色々と影響してきました。
夜間のトイレの件、便秘、貧血については別途詳しく記事に書きたいと思います。

3クール目はこんな感じでした。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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