がんシェア~悪性リンパ腫(ダブル)、大腸がん、前立腺がん治療を終えて~

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【要注意!】ただの出来物と放置?それが悪性の時や、治療の長期化へも

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【要注意!】ただの出来物と放置?それが悪性の時や
治療の長期化へも

全身のどこにでも出来る出来物
それを、簡単に

「ただの出来物だから
 放置していてもいいだろう」

って、放っておくと

後々、面倒なことになるケースも
結構あるようです。

その辺のところを

今回、粉瘤の治療をしていただいた
形成外科の主治医の先生に
少し聞いてみました。


先生は今まで

患者さんが
ただの出来物って思われて
受診されてケースでも

病理検査をしたら
悪性腫瘍」だった

とういう、ケース
を結構対応されているようです。

うかがったお話は
以下のようなものでした。

主治医の先生のお話

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今回、主治医の先生に少しうかがった
「出来物」についてのお話を

3つに要約 すると

1つ目 出来物は「悪性」の場合もある。
2つ目 「悪性リンパ腫」の方は、特に注意。
3つ目 「粉瘤」の場合は、早期に治療を。

というお話でした。

1つ目 出来物は「悪性」の場合もある

出来物って全身に出来ますよね
足・手・背中・お腹・頭・・等々

そして
大体、ただの出来物だろう
又は、粉瘤じゃないかな~って
思って、放っておくことが多いかと思います。 

大半は、良性の出来物で
放って置いても大丈夫だそうですが

先生は今まで

患者さんが
ただの出来物って思われて
受診されてケースでも

病理検査をしたら
悪性腫瘍」だった

とういう、ケース
を結構対応されているようです。

面倒なのは

悪性か?良性か?って
画像検査では分からず

組織検査でないと
切った細胞の検査をしないと
分からないところです。

過度に、心配することもないようですが
簡単に、ただの出来物と
決めつけない方がよさそうです。

その2「悪性リンパ腫」の方は、特に注意

私が今回
一番、気になっていたところです。

血液のがんであることから
全身のどこにでも、悪性腫瘍が出来る
可能性があると聞いていたからです。
(私の場合は、回腸部分に腫瘍があり切除してます)

今回治療していただいた
形成外科の先生も、そう話されていて

悪性リンパ腫の方は
 注意された方が、良いとのことでした。

今迄、悪性リンパ腫の方で
対応されたケースとしては

出来物が気になり受診され

「頭」に出来物が出来ていた人

「足」に出来物が出来ていた人  等々

で、手術して病理検査をすると残念ながら
悪性腫瘍であった、このようなケースを
多々治療されてきたとのことです。

不安要素は一つ一つ
取り除いていきたいものです。

その3「粉瘤」の場合は、早期に治療を

どういうことか
これも
聞きました話を、3つに要約しますと

(1) 粉瘤を完治させる為には、切除するしかない。

(2) 粉瘤は細菌感染に弱い。

(3) 感染し化膿して、膿が出た場合、厄介なことになる

  ① 周辺に膿が広がり、さらに炎症が悪化
  ② 治療が長期化する。
     炎症が治まるまで、手術が出来ない。 
  ③ 切除範囲も広くなる、場所によっては
     キズ」として、残る可能性も高くなる
  ④ 再発のリスクが、高まる

とのことでした。

粉瘤とわかって、放って置くと
良いことはないようです。

しかし

放っておく人が多いようです。

放置してしまった私の場合

私もその一人で

  直ぐには受診・治療せずに
  治療に、行こう行こうと思いつつ・・

  気になっては、触っていると・・

   感染 ⇒ 化膿

   「熱」と「痛み」が

  膿が破裂し、たまらず受診

    ① 受診  
     ↓
  ② 化膿の治療(簡単な手術)
    ・抗生剤を飲む
     ↓
  ③ 翌日・外来で傷口の確認
     ↓
  ④ 1週間後・外来、傷口の確認
     ↓
  ⑤ 1か月後・外来、傷口の確認
    ・手術日程の調整
     ↓
  ⑥ 入院・手術

このような流れでの、治療となりました。

直ぐに治療に入っていれば

上記の②~⑤は
余計な、「治療」や「薬」や「外来」や「時間」

必要なかった部分で
治療が長引いてしまいました。

 

放置する人の理由として

 粉瘤が化膿して段々大きくなり、膿が出て小さくなると
 「何かもう治った気になってしまってる」

 「良性の腫瘍なのだから、放っておいても問題ないはず

 そう思ってしまう人が多いようです。

しかし、しかし

切除していないと、完治しないで
再発するそうです。

また粉瘤になったら
今度は迷わず直ぐに受診し、治療に入ります。

 

粉瘤かな~?って時の

注意点として

<注意点> 

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なるべく触らない

  気にして触ったり、潰したりするとそこから細菌に感染
  炎症性粉瘤を引き起こすことがあるとのことです。

  粉瘤の袋の中は、本来、免疫を担当する細胞が入っていない
  構造みたいで、細菌感染に弱いという性質があるようです。


何か出来物が出来て

それが、気になるものであったら
早めに受診し相談された方が
良い時もありそうです。 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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