がんシェア~悪性リンパ腫(ダブル)、大腸がん、前立腺がん治療を終えて~

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【その2】周囲の理解が得られにくい【診断が付いてない不調・倦怠感の長期化】

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【その2】周囲の理解が得られにくい
【診断が付いてない不調・倦怠感の長期化】

診断が付いていない体調不調・倦怠感について
<周囲の方々は>
 初めのうちは
   理解やサポートもしやすく
 長期化した場合
   時間が経つにつれて、理解しにくくなっていくのではないでしょうか。

例えば
一般的に、理解やサポートがしやすいケースを上げるとすると

何かしらの病気になった場合
 「検査で異常が見つかり、診断が付き治療に入るケース」
  を考えた場合、以下のような流れになる場合だと

  検査を行い異常がみつかる

    診断が付き
      ↓
   入院し治療に入る
      ↓
  退院し通院しつつ静養
      ↓
  リハビリしつつ、社会復帰  

この場合「診断が付き治療法」もある為

 どういった【病気】
 どういう【状態】  

その為には

 どのような【治療】が必要
 復帰迄、どの位の【期間】が必要 

というものが
 当人は
  説明しやすく
 周囲の方々は
  社会復帰するまでの期間や、スケジュールがある程度わかり
  どのタイミングでどのようなサポートが必要か
  イメージが付きやすいのではないでしょうか。

しかし、この
「診断がい付いてない不調・倦怠感が長期化」
したケースはどうでしょうか?

  体調不調・倦怠感で動けず寝込むことが多い
  しかし
  検査では異常はなく、治療にも入れない
  改善する兆しは一向に見えてこない
  この状態が続いていると

当人は
 説明しづらく

周囲の方は
 以下のようなことを
 思い浮かべてくるのではないでしょうか。

周囲の方々が思い浮かべるもの 

一向に改善に向かわずに、治療も出来ない
どうなっているんだろう??
診断が付いていないので、どうにも理解しづらい。

2か月、3か月と迄は、理解やサポートしやすいが
半年、1年・・2年・・と経ってくると

こんなことが
浮かんでくる場合もあるのではないでしょうか?
例えば
 「精神的な問題じゃないの?」
 「気のせいでは?」
 「ほんとに?」
 「違うんじゃない?」
 「いつまで言ってるの」       
 「気合が足りないのでは・・」
   等々 
 

このようなことを周囲の方々から聞くと

つらい症状に加え
周囲の理解が得られにくいことで
  当事者をさらに追い込み、苦しむ人も多く
    
なっていくのではないでしょうか。

私自身このようなことを言われたこともありますし
報道番組や新聞等でも、同様なことが報じられています。

その1例として
 周囲な方々に「精神的な問題では?」と周囲に言われ
 苦しんでいる方の話がされていました。 

周囲のサポートがないと難しい面も

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極度の体調不調や倦怠感で

 どの位の時間、活動できるかも分からない
 そして
 どの位の時間、寝込んでいるのか分からない

 翌日迄かもしれないし、3日後・・5日後かもしれない。 

本人もその時にならないと分からず、予測がつかない。  

このような状態では
 社会復帰もままならず
 日常生活も送りずらい 

どうしても
 周囲のサポート(※1)が必要となってくる場面が、出てくると思われます。  

しかし
 周囲の方々は、段々と理解しづらくなっていく。 

※1補足
 ここでいう周囲のサポートとは
 社会支援や、職場復帰プラグラム等に関することではなく
 家族や友人、仕事・学校関連等の周囲の方々のことを言っています。 

では、どうすれば? 

周囲の方々の理解を、願うだけではなく

双方向のコミュニケーションによる
「関係性」を育てていくことが一つの方法
だと、私は感じています。

そして

当人は
 ・現在の状況・状態を理解してもらえるよう伝え続けていく。
 ・1度だけでなく、都度その時の状況を伝え続ける、発信し続ける。
 ・助けを求めていく。

周囲の方々は
 ・話を聞く
 ・関心をもち、寄り添っていく。
 ・定期的にも連絡をとる。
   等々

私も友人関係に定期的に、メールやラインをもらうだけでも
忘れられていない関心が少しでも寄せられていると・・
孤立感や孤独感を余り感じることなく過ごしていました。

とは言っても、周囲の方々からすると 

「話を聞く、関心を持ち、寄り添う」って言われても
 自分のことだけでも大変なのに・・なぜそこまで
 ってなることも、あるかもしれません

しかし
 それは「関係性」により、変わってくるのだと思います。

一言で理解するって言っても、中々難しいかと思います。
だからこそ
 話を聞く、伝える、関心をもつ、寄り添っていく

そこから生まれる、関係性が孤立感や孤独感も
和らげていくのだと感じます。

私自身
様々な方々との
 それぞれの関係性によって助けられ
 それぞれの関係性によって支えられ
 それぞれの関係性によって癒され
喜びを感じることにより
現在日常を穏やかに過ごしている、一因だと感じています。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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