がんシェア~悪性リンパ腫(ダブル)、大腸がん、前立腺がん治療を終えて~

がん情報の発信により、その人・活動・場に繋がるきっかけに またそこから浮かび上がってくる課題や大切なものから、優しい社会を目指すブログ(活動)

食べるは生きるへ美味しいは喜びへ・悪性リンパ腫抗がん剤治療

こんにちは。
ブログへのご訪問ありがとうございます。

前回の記事より 治療中の「食べる」について書いています。
今回は、その前回の記事を書いていて、思い出してきたものを書きたいと思います。

先ずその中で入院中に知り合った2人のことで
急に脳裏にうかんできたことから・・  

・再入院してきた知人の叫び  

抗がん剤治療中いつものようにラウンジにいると
バタバタと入院されて来られた方がいらっしゃいまして 

その方は入院中に知り合った方で、治療が終了し退院されていた方でした。

げっそり痩せておられて
病室に入って行かれる時に、こう言われました。

 「食べれなかったことが敗因・・」

悲痛なというか無念な叫びに聞こえました

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・ラウンジで話していた方 

その方はラウンジ(共有スペース)で挨拶したり、会話したりしていた方で
初めは普通に話されていました

会うたびに痩せられて行って
 同室の方の話では
  「副作用が強く中々食べれていない」
とのことでした。

日に日に痩せられて行って、話すのも難しい感じに

その方とお会いした最後は
やせ細っておられてラウンジに出てこられるのがやっとの感じでした。
その後個室に移られ、それ以来お会い出来なかった為
早く食べれるように、元気になられることを願うしかありませんでした。

数か月後、入院仲間からその方の訃報をききました。

少し話は変わりますが、そこからまた鮮明に思い出してきたことが
今迄に消化器系の手術を3回程行った時の話です。

・手術後の初めての食事で実感すること

その手術は大腸、胆のう、回腸部分 の3回です。

手術後はICUで過ごし
そこから病室に移動し1週間位だったか、絶食で点滴だけの生活を送ります。

その後
点滴は外れ少しづつ食事が出来るようになってきたときのことです。

食べ物を口入れて、噛みしめた時
 体の底から
  「エネルギーが、力が
     ぐんぐ湧いてくる。
  「生きる」 
     が湧いてくる。
 そして
  「美味しい」 と感じる

五感が動き出す 

  「美味しい」が「よろこび」「しあわせ」 へと 

そんなことがまた、力に生きるにつながっていく
そうベットの上で、実感していたことを思い出していました。

また読んだ本で
免疫細胞の7割は腸内に存在する。
だから点滴ではなく口から食べて、食べ物が腸にとどくことにより
免疫力につながるとあり、生きることにもつながって行くんだろう
とも感じていました。

前出の再入院された方については、個室であったことや
私が6クール目は、大崩れした為どうされていたかわかりません。

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その方も、治療中の方も、そしてすべての方が
美味しい食事をとられることを願っております。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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