トイレに通い続けた7時間30分!抗がん剤治療中の大腸内視鏡検査
こんにちは。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
「黒色便」の続きで、その原因を探る為行った検査、大腸内視鏡検査について
検査を受けるまでのことを書いていきたいと思います。
それはいつもは難なく終わっていたこの検査が、倍かっかってしまったからです。
この大腸内視鏡検査は、大腸がん術後の経過検査で毎年行なっていたのもあり
既に全15回程度はやり、この年だけでも3回目で慣れてはいたので
抗がん剤治療中の大腸内視鏡検査がこんなに辛くなるとは思ってもいませんでした。
何が辛いかと言いますと
大腸内視鏡検査の前提として、腸内をきれいにしておくことなのですが
その為には
「腸内洗浄液」(写真上)を飲を飲む。
↓
出る便
↓
濁った便
↓
薄い黄色、又透明になるまで(液体のような便(水様便))
便を出し続けなくてはならない。
便が薄い黄色、又透明になるまでプロセスが
抗がん剤で便秘気味であるが為か、大変だったのです。
皆さんは、大腸内視鏡検査を受けたことはありますでしょうか?
最近はその検査方法も変わりつつあり楽になって来てるところもあるみたいですね。
ご存知の方も多いかと思いますが
大腸内視鏡検査はどういうものかと言いますと
・大腸内視鏡検査の目的
先端にCCDカメラを装着した細い管(スコープ)を肛門から挿入し
大腸の内側を観察し
・ポリープ
・がん
・出血
・炎症等
をテレビ画面で観察し診断すること。
また、組織を採取し顕微鏡検査をする事で細胞を詳しく検査することも出来る(生検)
ポリープやがんを疑うような病変があった場合には、必要に応じて病変の
組織を一部採取したり、同時にポリープの切除を行うことも可能。
ポリープの切除は、過去4回程行いました。
ポリープの切除は検査と共に直ぐに終わり、痛みも特にありませんでした。
・検査の流れ
その時の私の場合の検査です。(過去の15回の検査も大体同様でした)
「腸内洗浄液(写真)」を飲んで腸内をきれいにして検査を行ないます。
腸管内がきれいになったら検査開始になります。
<検査前日>
就寝前に、下剤のピコスルファート(写真)を全部 と 錠剤1錠
(通常は1日1回3~15滴程度 を水に薄めて飲んでました。)
<検査当日>
絶食
朝は絶食
腸管洗浄剤「モビプレップ」の服用
腸管洗浄液1000mlを1時間かけて飲用しその後500mlの水を飲用する。
洗浄の度合いにより、更に腸管洗浄液と水分を追加で飲む。
排便のチェック
洗浄液は便を洗い流す作用がありますので
「濁った便」 ⇒ 「薄い黄色、または透明」 になると検査可能
何度かトイレに通うと、液体のような便(水様便)になる。
便が出ないと、病院内を歩き回って腸を動かし排便を促進させたり
追加で腸管洗浄液や水分を摂取。
<検査開始>
腸管内がきれいになったら検査開始
大腸内視鏡検査は、このような目的と段取りでおこなわれます。
検査当日血液内科の病室で、腸管洗浄剤を朝8時から飲み始めたところから
始まりました。
・トイレに通い続けた7時間30分!
8時より液を飲み始め、検査が終了したのは16時を過ぎていました。
こんな感じでした。
8時頃、血液内科の病室で腸管洗浄剤を飲み始める。
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腸管洗浄剤と水分を摂る ⇦ーー
↓ |
病院内を歩き腸を動かす ⇦ーー|
↓ | 繰り返すこと 7時間30分
トイレに行く |
↓ |
排出物きれいか?(NO)--⇨ ここは自己判断
(YES) |
↓ |
チェックOKか?(NO)ーーー 看護師さんがチェック
(YES)
↓
検査へ 15時30分頃
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16時過ぎ終了
抗がん剤治療中でないときの、この検査は
腸管洗浄剤・水を飲んだ分、水様便が勢い良く出て早い段階で
便が透明になっていたのですが
しかし、この日は
便が 出ない出ない
出ても少量 で 濁った便ばかり・・あの勢いがない!
いつになったら終わるのかと・・
トイレの便器に何回も何回も座り
お尻もヒリヒリでした・・
チェックする看護師さんも大変だったと思います。
この日は検査疲れで、血液内科の病室に戻ってきた時は
「ぐったり」でしたが、その日は「ぐっすり」眠れました。
次回は検査中に起きた、「アクシデント」について書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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