脱毛で感じた世間の優しさ・その２喜びはいつもそばに（悪性リンパ腫抗がん剤副作用）

こんにちは。
ブログへのご訪問ありがとうございます。

当ブログは現在、２０１８年に既に治療した悪性リンパ腫(ダブル)の全日程を
告知されたところから時系列に治療終了までのトピックスを書いています。

今回、前回で脱毛した日の外出した時の出来事を書いています。
床屋さん→帽子屋さん→スタバ→アパレルブランドの順で外出し
後半のスターバックスとアパレルブランドでの出来事を書いて
行きたいと思います。

今回の出来事の中にも
治療において予期せぬことが次々と起こったり
気持ちが折れそうになったり、弱くなったりした時に
乗り越えていけるヒントがあったからです。

その日外出して
丸刈りにして、入院生活用の帽子を購入し
スタバで一息入れることに。

・スターバックス

その店舗はよく通っていたところで検査や入院で行けず久々に行くと
なじみのスタッフの方々から
「久々ですがどうされてたんですか？
　　心配してましたよ・・」っと

こういう時のこういう言葉は心に沁みる。

かぶっていたハットを脱ぎ丸刈りにした頭を見せて
「今抗がん剤治療中でこうなってるのよ～」って伝えると

その方は私の外見から既にある程度察しておられてました。

その後、来店した時も
さりげなく体調等を気遣っていただいたり
それとは関係なく普段通りたわいもない話をしたり

がんの治療をしていると話をすると
ちょっと距離を置く？友人もいるけれども
しかしこのように
いつものような関係がある
そしてその心遣いがとても嬉しい。

外出時間がまだ大丈夫そうだったので近くのアパレルブランドへ

・Men's Bigi、ジャーナルスタンダード

近くにいたスタッフの方とちょっと世間話を織り交ぜながら商品のことを
聞いていると波長が合いそうな方だったので

帽子屋さんと同様なお願いをしてみた

「実は抗がん剤治療中で外出して来て今こんな感じで～」　っと
かぶっていたハットを脱ぎにっこり丸刈り頭を見せて

「私に似合い、お洒落に入院生活がおくれるような服を探して」
「いつもと違うパターンのものを」
　っと今度は２つお願いしてみた

スタッフの方は笑顔でのりのりで
「それ良いですね～お洒落な入院生活を送ってもらいたいですね！
　探しましょう！」って
乗っていただき

スタッフの方からの
「試着してみなけりゃ分からないと」ってことで
お薦めのもの、自分が気になるものを
次から次へと試着していき

いつもは選ばないようなものも試着して
新たな発見も多くそれが楽しい。
良い買い物が出来その店を出ました。

がんの話をすると返ってくる反応は必ずしも良いもの
ばかりではなく様々ではありますが
この日は
一つ一つの喜びからどんどん元気になっていく
そんな外出した１日でした。

冒頭にこれらの出来事には乗り越えられるヒントがあると書きましたが
何か特別な出来事が起こったわけではなく
それは日常の出来事ではあるけれども、当たり前ではない日常の一つ一つ
そこには喜びがあふれている。
(こういう時だから特に感じるのかもしれないけれど）

またこれは商売上の接客対応だけでなく
人そのものが持っている優しさや愛
人と人との関係によって生まれてくる喜び

感覚や意識がちょっと変わることで
そこにいつでも繋がっていけ、感じることが出来る

喜びの感度が上がっているのだと感じます。

ほんちょっとした関係性でも、人ってその関係性により癒される。
喜びはいつでもどんな時でもすぐそばにいるんだよな～
日常のそこら中に

そしてこれは
治療が長くなったり
予期せぬ乗り越えなくてはいけないことが次々と起こったり
気持ちが折れそうになったり
気が弱くなったり・・等々

そんな時
人との関係性や、喜びが
明日へとつなげてくれる一つ

そう感じる１日でした。

病院に戻り
その日は特に優しい気持ちで穏やかに眠りにつきました。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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