がんシェア~悪性リンパ腫(ダブル)、大腸がん、前立腺がん治療を終えて~

がん情報の発信により、その人・活動・場に繋がるきっかけに またそこから浮かび上がってくる課題や大切なものから、優しい社会を目指すブログ(活動)

しょんぼりなセカンドオピニオンの帰り

こんにちは。
ブログへのご訪問ありがとうございます。

前回に引き続きセカンドオピニオンについて、今回は表題のように私のセカンドオピ
ニオンは、しょんぼりしながら帰るようになった体験を中心に書いていきたいと思い
ます。
私は大腸がんの時も、前立腺がんの時もセカンドオピニオンは聞いておらずこの
悪性リンパ腫の時に1度だけ聞くことになりました。

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・セカンドオピニオン前の状況

大腸がんの時も、前立腺がんの時も迷うことなく治療に入れたのですが、こと悪性
リンパ腫に関しては迷うことばかりでした。

この段階で分かったいたことは
①悪性リンパ腫のタイプがはっきりしていない。
②バーキットリンパ腫の特性もある為進行が早く直ぐに治療に入らないといけない。
③抗がん剤治療は効くかどうかはやってみなくては分からない。
④小腸から大腸にかけて腫瘍があり手術の必要がある。

その時の担当医の方からは遅くとも1週間以内に治療に入った方が良いとのことでは
あったのですが、このまま治療に入っていいのかどうなのか??

判断は急がなくてはならないけども、他にやれることはないのか?
これだけの情報ではどうにも判断がつけらない状態でした。
時間には制約があるかもしれないが自分が納得いく治療を受けたい。
そんな思いでいっぱいでした。

・直ぐに確認したかったこと

直ぐに確認したかったこと、迷っていた要因としては
・更に検査の必要はないのか
・治療法について
・抗がん剤が効くかどうか分からないとしたら、効かなかった場合は次の治療の選択
 肢はどういうものがありその効果について


特に自分の中でショックで引っかかっていたことは

抗がん剤治療は「効くかどうかやってみなくては分からないとのことでしたので

効かなかった場合の次の手について、その選択肢について詳しくそして
もっと何かないのか、すがる思いでいました。

・病院探し

私の場合は、テレビと雑誌を過去に観ていた中でセカンドオピニオンを聞いてみたい
という病院があった為、病院は直ぐに決まりました。

病院が決まったら直ぐにネットで予約状況をみて電話で確認し直ぐに予約をしました。
前の記事にも書きましたが、病院によっては予約が直ぐに埋まってしまうみたいなので
予約が開いていたら電話して仮予約等出来るのであれば直ぐに予約しておいた方がよい
場合もあります。

・セカンドオピニオンの準備

納得いくまで聞きたいという思いと、セカンドオピニオンの時間は短く高額な為
とにかく有効にその時間を使いたいと言う思いで次のことをセカンドオピニオン前の
準備としてやりました。

・状況の再確認
  現在の担当医の方に、診断内容、治療等について疑問点等を再確認しました。
・聞きたいことの整理
  時間を有効に使うために質問事項をメモしまとめました。
・同行してもらう人を探す。
  タイミングが合わず一人で行くことになりました。
・聞きたいことをネットで検索し頭の中で整理しておく。
  特に最初の抗がん剤が効かなかった場合の選択肢やその有効性について調べま
  した。
また
セカンドオピニオンに限らず、最初の検査~診断等々で色々と様々な先生方とお話し
する機会が多いかと思います。分かり安く説明して頂いておりますが、がん宣告されて
からの自分の気持ちの状態や、専門用語が沢山出てきたりその場の雰囲気等々で
何か分かった気がしているとことはありませんか?私は多々ありました。
 
・納得いくまで聞くために

納得いくまで聞くために、セカンドオピニオンの準備以外に心がけていることがあります。それは自分が陥りやすいことへの対応です。2つあり

自分が陥りやすいこと
・分かった気になってしまう
・何回も何回も聞きにくくなる

その対応としてやっていることを書きますと

<分かった気になってしまう>

聞いてると何か分かったような気になってしまってることが良くあります。
それで帰宅した時に、誰かに説明しようとした時に
「ん?それってどういう意味だったんだろう」
「それがダメだった場合まで聞いてなかった」
等々、疑問が出てくる。

なので
もう一つ二つ掘り下げて聞いていく
聞きなれない言葉自体の意味の確認をしていく
と言うところをしっかりとここを確認して行くことに気を付けてました。


<何回も何回も聞きにくくなる>
私の場合、気が弱い為何回も何回も聞きにくくなります。
何回も聞いてると関係に影響しないかとか、理解力がないな~っと思われてないかとか
ついついそんなことを思ってしまいます。
そんな時、そう思われてるんじゃないかな~ってことを、質問の頭に持ってきて
質問するようにしています。
例えば
 何回も何回も聞いて理解力がないな~って思われててるんじゃないかと思った時
 → 「もう何回も何回も聞いて、理解力がなくて申し訳ないのですが
    もう一度お願い出来ないでしょうか」

時間は限られていますが、じっくりリラックスして一つ一つ確認して行きたい。

皆さんはこんなことをしなくても大丈夫かとは思います。
そして先生方も分かりやすく説明して頂けますし。

余談でしたが私はこうやってセカンドオピニオンに行きました。

・セカンドオピニオンの結果

セカンドオピニオンで話を聞いた結果では大きく以下の2つでした。
更に検査を行いタイプを確定し治療に入った方が良い
  治療効果や予後に関係してくる
・タイプが確定されれば治療に関しては同様な治療であること。
・もし治療をここの病院でする場合は
 現在は順番待ちだということで(10何番目か?)とのことであった。

・なぜしょんぼりだったのか

セカンドオピニオン自体は更に検査をした方が良いとわかったこともあり良かった
はずだったのですが
なぜしょんぼり帰宅するようになったかと言いますと

・セカンドオピニオンと言うものに過度の期待をしていた
1人で聞きに行ったこと
・転院を考えた時は、順番待ちでいつになるかわからなかったこと

それは
セカンドオピニオンへの期待感が大きかったというところが大きかったと思います。
何か現状が打開されるよなものが出てくるのではないか・・・と
標準治療の中で治療を選択しようとすると病院先生では大きく変わらないということ
同行者に来てもらった方が先生と話している時も、帰りも心強いということ
始めの診断で進行の早いリンパ腫で早く治療に入らないと危ないという話を聞いて
いた為順番待ちという選択は出来ない
というところです。

そんなことで
セカンドオピニオンの帰りはただただ、しょんぼり力が抜けて帰宅したのを覚えて
います。
しかし時間は限られていた為帰宅途中に、最終的に治療した病院に直ぐにアポイント
をとりその日は明日からに備え寝ることに。

最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。

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